2022.10.12

小学生の夏休みの工作に!瓢箪(ひょうたん)ランプ作りにチャレンジ!

なぜ瓢箪(ひょうたん)を使ったワークショップを開催しているの? 

兵庫県宍粟(しそう)市にある「ゲストハウス繫盛校」は、2016年に廃校になった旧繁盛(はんせ)小学校をリノベーションした宿泊施設。当館がある繁盛地区は、高齢化と人口減少が進む地域なんです 

 

小学校の廃校をきっかけに、「自分たちの地域を守りたい」と立ち上がった自治会の有志でNPO法人「More繫盛」を設立。ゲストハウス経営をはじめ、農作物の特産品化や自然体験など、地域にあるものを生かして地域創生に取り組んでいます。 

 

ワークショップに使われる瓢箪(ひょうたん)ランプも、地域資源のひとつ。繁盛地区には、ひょうたん細工の名人がいらっしゃるんです! 

 

さらに、ひょうたんは、末広がりの形から、災いを除いて、福を招いてくれるといわれる縁起物。「繁盛」という縁起のいい地名との相性も良い! 

 

しかも、繁盛地区は8つの地区で成り立つ地域、「は」んせ地区の数字といえば「8」、「8はひょうたんの形と一緒!ということで、ロゴも瓢箪をモチーフにしているんですよ。

 

館内に、ひょうたんランプがたくさん。ワークショップでは、そんな縁起物の瓢箪(ひょうたん)ランプ作りを体験いただけます。 

 

小学生の工作に人気ワークショップ瓢箪(ひょうたん)ランプ作り 

瓢箪(ひょうたん)作りは、小学生や幼稚園の子どもたちに人気のワークショップ。子どもは1,000円~、大人は6,000円~ご参加いただけます。宿泊者限定の事前予約制です。 

小さいものや大きいもの、細長いものやちょっと斜めのものなど、さまざまな形の瓢箪から好きなものを選んで、オリジナルのランプを作ります 

作り方簡単!ひょうたんランプ作りを体験してみよう 

 

瓢箪(ひょうたん)ランプ作り体験は、幼稚園のお子様から大人までお楽しみいただける簡単なワークショップ。作り方はたったの3ステップです。ではさっそく、瓢箪(ひょうたん)ランプ作り方をみてみましょう。 

Step1まずは、ひょうたんのおしり″の部分をくりぬいて、ランプを入れる穴をつくります。コンパスでぐるっと円を描いて… 

 

描いた円に沿って、千枚通しでプツプツ穴をあけて… 

デザインナイフで穴と穴の間を切るように、ぐるっと一周。すると… 

パカっとおしり″の部分が取れて、ランプを入る部分が完成 

 

Step2〉オリジナルの模様を描いてみよう 

まずは、自分好みの模様を鉛筆で下書き。ランプの光を通すための穴を、下書きで描いた模様に沿って千枚通しであけていきます。 

 

大きな穴や皮が固い瓢箪の場合は、半田ごてを使ってジューっと焼きながら穴をあけます。 

もくもくと煙出しながら、どんどん焼いていくと 

 

こんな感じで穴がぽっかり!斬新な作り方ですよね(笑) 

穴の数が多いほど、光の量が多くなり美しいランプに仕上がります 

この作業が気持ち良く、結構ハマるんですよね~ 

にぎやかだった子どもたち、作業を始めると黙々と(笑)大人の方も夢中になって楽しんでいただいています。 

Step3〉最後は、カラフルな絵具を使って、可愛く、かっこよく仕上げていきます。 

夢中になって作業していると、あっという間に2時間が過ぎていた!という人も多いんです思い思いのペイントをしたら… 

ひょうたんランプの完成 

 

明かりを灯すと、模様がぽっかりと浮かびあがります。 

ひょうたんの形や描く模様も、ひとつひとつ違ってとっても素敵ですよね! 

どことなく作った人の個性がひょうたんに表れているようです(^^) 

 

穴をあけるのが難しい子どもたちは、ペイントだけでもOK。どの年代のお子様も、自分のできる範囲で自由にお楽しみいただけるワークショップになっていますよ 

 

夏休みの工作に人気!インテリアとしてもおしゃれな瓢箪ランプの魅力 

実際にチャレンジした子どもたちは、自分のイニシャルを穴で空けて光らせてみたり、 

好きな動物や乗り物の絵を書いてみたりして大満足。夏休みの工作やハロウィンの装飾にも人気です。 

インテリアとして飾ってもおしゃれ!今後は、大人の方向けの大きな瓢箪ランプ作りも予定しています。 

 

ゲストハウス繫盛校の敷地内で採れた瓢箪でワークショップをしたい!と、ひょうたん栽培もスタート!今年は残念ながら暑さと虫にやられてしまいましたが…(汗)来年こそは実現したいと思います! 

繁盛地区とゆかりのある縁起物の「瓢箪ひょうたんランプ。名人級(写真)を目指してチャレンジしてみてはいかがでしょうか!(10年は修行が必要だそうです 笑)

ワークショップの参加をご希望の方は、予約時にお問い合わせくださいね

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